住民に避難を呼びかけ(長野県茅野市宮川高部地区 17日)
台風14号の接近により長野県内は、あす18日、大雨となる恐れがあります。今月の大雨で土石流が起きた茅野市宮川高部地区では警戒が続き、地区独自の避難情報も出しました。
今月5日に土石流に襲われた宮川高部地区。朝から土砂の片付けなどが行われていました。
被災してからまだ10日余り。台風接近に住民の不安が募ります。
住民:
「不安は不安ですよ。これ以上の被害がありませんように祈るしかない」
「みんなおびえているよ、この騒ぎに。また避難しなきゃいけないと思うと」
下馬沢川上流では、砂防えん堤が土砂で埋まり急ピッチで撤去が行われる中、台風接近となりました。
午後4時過ぎ、区長が住民に避難を呼びかけました。市の避難指示は解除されていますが、氾濫などの危険はあり、「台風が接近した場合などは避難情報を出す」という新たな方針に基づくものです。
宮川高部地区・藤森芳久区長:
「台風が来ないのが一番いいが、分からない。祈ってますよ」
すでに親戚の家などに避難した住民もいるということです。
長野放送[/MARKOVE]