長野放送
大迫力の滝です。2019年の台風災害で林道などが被災し、立ち入りが規制されていた長野県須坂市の米子大瀑布。23日規制が解除されることになり、関係者も入り込みに期待を寄せています。
須坂市の「米子大瀑布」に通じる遊歩道の入り口で行われた安全祈願式。23日からおよそ3年半ぶりに一般の人の立ち入りが可能になります。
2019年の台風19号災害で、滝に通じる林道が被災。遊歩道の途中にあるつり橋も壊れ、通行止めが続いていました。
このほど復旧工事が終わり、23日からの規制解除に向け新たに待合所も整備しました。
須坂市・三木正夫市長:
「国との支援も受けまして、3年半、長いですけども、その間、しっかりとした工事ができたと思います」
3年半ぶりの滝の姿を求めて遊歩道へ―。
ゆっくり歩くことおよそ45分。
(記者リポート)
「ありました。こちらが不動滝です。滝の水が霧のように落ちてくるのがなんとも美しいです」
落差89メートルの豪快な不動滝が出迎えてくれました。
少し歩くと新緑の奥に流れ落ちる権現滝の姿も―。
3年半ぶりに近づけるようになり、市は入り込みに期待しています。
須坂市・三木正夫市長:
「登山道を整備していただいておりますので、ご家族で来ていただけるといい思い出になるんじゃないかな」
米子大瀑布の立ち入り規制は、23日午前9時に解除されます。
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