長野放送
9年前に起きた御嶽山噴火災害の教訓を伝えようと、長野市の美術館で写真展が始まりました。
長野市の県立美術館で5月12日に始まった「御嶽山噴火災害、あの日からの写真展」。
2014年9月に御嶽山で起きた噴火では、58人が犠牲になり、今も5人が行方不明です。
その教訓を後世に伝え防災意識を高めてもらおうと被災者家族らでつくる「山びこの会」が開きました。
写真約100点のほか、噴石を受けたカメラなどの遺品も展示されています。
山びこの会・シャーロック英子さん:
「あの日、いったい何があったのか。御嶽山噴火災害がどういったものだったのか、多くの方に知っていただきたい」
発生から9年を前に、多くの死傷者が出た「八丁ダルミ」の立ち入り規制は7月に緩和される予定です。
写真展は5月16日まで開かれています。
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