長野放送
11日から春の全国交通安全運動が始まりました。長野県内では高齢者の死亡事故が増えていて、県独自の重点項目に掲げています。
壊れた原付バイクがレッカーされます。10日、飯田市上郷別府の交差点で原付バイクと中型トラックが出合い頭に衝突。
原付バイクを運転していた86歳の男性が頭を強く打ち死亡しました。
県内では今年、交通事故で15人が死亡し、このうち11人が高齢者です。
こうした中、11日から春の全国交通安全運動が始まりました。
全国の重点項目は新年度が始まり、改めて子どもをはじめとする歩行者の安全確保、自転車のヘルメット着用の推進。
県ではこれに加え独自に「高齢者の交通事故防止」を掲げています。
県警 交通安全対策室・島田剛行室長:
「(高齢者は)運転する際は特に歩行者保護に意識して運転していただきたい。夜間歩くときは反射材を着用してください」
交通安全運動は20日までです。
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