後輩の中学女子サッカーチームに指導する宮田村出身の稲村雪乃選手(中)
サッカー女子WEリーグのAC長野パルセイロ・レディースは22日、地域貢献活動「WE ACTION DAY(ウイ・アクション・デイ)in宮田」の一環で長野県宮田村中央グラウンドでサッカー教室を開いた。同チームの田代久美子監督以下12人の選手と、地元の園児から中学生までのフットボーラー51人が参加し、ミニゲームなどを通じて交流を深めた。
同リーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を体現する活動として実施。選手の出身地を中心に行い、宮田村開催は稲村雪乃選手(20)=南割=の出身地として実施した。
教室は、参加者が年代別に3グループに分かれ、ドリブルやシュートなど基本的な技能を実践。選手も交じってミニゲームを楽しんだ後は全員でグラウンドの石拾いをしたり、選手からのプレゼント抽選会を開いたりするなど、選手と参加者との距離を縮める交流を繰り広げた。
地元のFC ZONE所属の生徒(13)=伊那市=は「やっぱりプロ選手はスピード、技術ともにすごい。自分もプロになりたいと思った」と感想。稲村選手は「こうして地元でサッカーできるのは最高の気分」と話し「これまでリーグ戦全ての試合には出てきている。残りの試合は全て勝ち、目標の6位以内に入りたい」と意欲を新たにしていた。
AC長野パルセイロ・レディースは29日、ホームのUスタでサンフレッチェ広島レジーナと対戦する。
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