小諸市区は山岸喜昭さんが3回連続の無投票当選(31日)
3月31日告示された長野県議会議員選挙。23選挙区の定数57に対し83人が立候補しました。内訳は現職48人、元職1人、新人34人。12の選挙区で選挙戦に入りました。
一方、11の選挙区は無投票での当選が決まりました。選挙区のほぼ半分を占め、議員のなり手不足という課題が浮き彫りとなっています。
小諸市区では現職の山岸喜昭さんが4回目の当選を決めました。初当選した2011年を除き3回連続での「無投票当選」です。
市民は…
60代:
「小諸市は1人しか出ないので誰か出てもらえばよかったけど、なかなか対抗馬もいないみたいで。無関心の人が多いのが反映されているのかと思う」
70代:
「選挙で無投票となると(投票に)行かなくて済むと思っている人もいるから」
30代:
「選挙になった方がいいんでしょうけど、いろんな議論が活発にならないのは残念。何となく県はちょっと遠いような感じするから、なかなか、なり手がいないのかなと」
23選挙区中11選挙区とほぼ半分となりました。地方議員のなり手不足は深刻です。
解消のためには議員報酬を上げることや議会への関心を高める取り組みが考えられます。
なり手不足に悩んでいた大桑村や木祖村議会では今年、現職の議員が議会などの場で早めに自身の進退を公表する取り組みを初めて行いました。そうすることで村民が関心を持って、立候補の検討につながると考えたからです。
12の選挙区では選挙戦に入りました。投票日は4月9日で、即日開票されます。
長野放送[/MARKOVE]