「しもすわ今昔館おいでや」が新たに商品化した「下諏訪 綿音」のオリジナル置き時計
長野県下諏訪町の観光施設「しもすわ今昔館おいでや」は、全国の温泉地をキャラクター化した「温泉むすめ」の1人、「下諏訪 綿音(わたね)」をデザインしたオリジナル置き時計を商品化した。写真立てのような立て掛け式で、ガラス色のアクリル板に綿音のキャラクター2種やキャッチフレーズなどをデザインした。3日から同館で販売を始める。
昨年5月、下諏訪温泉旅館組合が温泉むすめの制作会社と連携して、綿音の缶バッジやキーホルダーなどをJR下諏訪駅構内の下諏訪観光案内所で販売を開始。全国からご当地グッズを求めてファンが訪れているという。昨年11月には同町の日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」が綿音をイメージしたオルゴールを商品化。「おいでや」でも検討を重ねていた。
アクリル板には、キャラクターやロゴをレーザーで刻印。館内に併設する「時計工房 儀象堂」のロゴを中心に時計の針が回るデザイン。レーザー加工した木製の置き時計の技術をアクリル板に応用した。綿音はキャラクター設定で趣味が「時計やオルゴールなどの細かなモノ作り」、特技が「機械の修理」で、時計作り体験ができる館内の儀象堂とのイメージとも重なり、”他にない”時計商品として企画した。
同館は「時計作りが趣味の綿音に合った商品ができた。この商品を求めて多くの人が下諏訪に来てくれて、町の活性化にもつながれば。綿音のファンが当館を訪れることでものづくりへの興味も持ってもらえたら」と話した。
縦12センチ、横17センチ。オリジナルの箱入り。価格は1個5500円(税込み)。販売は同館のみで、インターネット販売や予約による郵送などは行わない。営業時間は午前9時~午後5時。
問い合わせは同館(電話0266・27・0001)へ。
[/MARKOVE]