中にはすごい女の子もいたもので（苦笑）
キャバやガールズバーで働くのも
風俗で働くのも
目的は裏引き
引いては太パパ探し
と豪語するOちゃん。
確かに風俗嬢が数人集まると、結構この裏引きって話題に出ます。
P活やギャラ飲みでこんなに稼いでますという女性がネットに多数いることもあり、なんとなく裏引きできるのが勝ち組みたいなイメージもなきにしもあらず。
裏引き？ってイマイチよくわからない
この前お客さんにこんなこと言われたんだけど、これって裏引き？
という風俗初心者さんから
本気で裏引き狙ってます！
というベテラン風俗嬢さんまで
裏引きとは何か
そしてそのメリットとデメリットは？
今一度しっかり理解しておきましょう。
見ててハラハラすることがよくあります。
裏引きとは？
まず裏引きが何なのかよくわからないという人のために
裏引きとは、どのような行為なのか？
また裏引きの相場について
お話しましょう。
裏引きとはお店を通さずにお客さんと会いお金を受け取ること
裏引き
別名、直引き（じかびき）
これは、所属しているお店を通さずに、休みの日や仕事のない時間帯に外でお客さんに会い、その対価としてお金を貰うことです。
風俗嬢の裏引きの場合は、ほぼ、プレイします。
初公開？！裏引きの相場
裏引き初心者が悩むのが、いくらで取引するか。
お店を通さない分、安く上がるという期待をしているお客さんがほとんどですが、風俗嬢にしてみれば、わざわざ裏引きするなら、お店での取り分（お給料バック）より高くないと意味がありません。
基準になる明確なルールはありません。
客と風俗嬢、お互いが納得するなら、裏引きの方が店の料金より高くても、反対に交通費程度でもいいんです。
が、やはり相場というものはありますね。
お店のコース料金の80~90％
お店から貰っているお給料バックの1.5倍
交渉次第ですが、こんなところかなあと。
でも本当に交渉次第で、中には、裏引きから始まり、家賃や生活費などサポートしてもらっているというつわものもいます。
業界では「裏引き」はご法度
なお、風俗業界では、この裏引きは絶対禁止のご法度行為。
見つかればガチで怒られますし、クビにされることだってあります。
たまに裏引きが見つかり、お店とトラブルになって、文句を言っている女性がいますが、それはお門違いです。
では風俗業界ではなぜ「裏引き」がご法度なのか、説明しましょう。
大きく分けて２つの理由があります。
お店に損失を与える裏切り行為だから
なんだか仰々しい言い方になってしまいましたが、お店からすれば正にこれなんです。
お店を通さない
つまりお店には取り分なし
お店にしてみれば、一切売り上げになりません。
知らんがなと思うかもしれませんが、そのお客さんとはお店で出会いましたよね？
お店は、キャスト女性が稼げるように、人やお金をかけて売り出しています。
お仕事環境を整えるスタッフ、講習スタッフ、広告宣伝費などなど、たくさんのお金をかけてお客さんを集めているのです。
なのにお店には還元せず、裏引きするというのは、お店への不義理だと言えます。
「裏引き」は一種の売春行為
だってそれお店の都合じゃん
とまだ言い張る人がいたら、これを知って欲しいですね。
風俗店は合法です。
ちゃんと行政の許可を得たり、届出をして、営業しています。
ですが個人で性行為をし、金銭を授受することは、実は売春行為とみなされます。
売春は、違法です。
日本では法律で禁じられています。
いわば、道で声をかけたりかけられての立ちんぼ売春婦や、或いはネットで交渉して援助交際する女性、それらと同じように扱われます。
そしてお店を通して仕事をする場合と違い、守ってくれるスタッフや店の後ろ盾がないので、結構トラブルが起きます。
お金で揉めたり、乱暴されたり、色々あります。
危ないですよ。
そしてもし何かトラブルになり警察沙汰になった場合など、お店にもペナルティを課せられる可能性もあるんです。
わかってもらえるでしょうか。
風俗業界で裏引きがご法度な理由。
裏引きのメリット・デメリット
裏引きが「禁止行為」なことはわかってもらえたと思うのですが、実際裏引きしている、またはしたことがある風俗嬢は一定数います。
それはもちろん、単に風俗店で働く以上のメリットがあるからです。
そして反対にデメリットもしっかりあります。
アナタが今、裏引きに興味があってもなくても、お客さんから誘われることもあり得るので、このメリットとデメリットをしっかり頭に入れておくことをおすすめします。
裏引きのメリット
裏引きのメリットはこちらになります。
もし裏引きだけで稼げるようになれば、お客さんを選べる。嫌なお客は相手にしなくて済む。
１回あたりの単価が、店で働くより高い。
裏引きしたがるお客さんは、食事やお酒などを望むことが多いので、プレイする時間が短くて済む。
お金持ちのお客さんであれば、美味しいお店や高級なお店に連れて行ってもらえる。
良客をつなぎとめられる。裏引きを断ると、来なくなる本指名客もたまにいるから。
裏引きのデメリット
裏引きのデメリットはこちらです。
約束の金額を払ってもらえない、値下げを要求されるなど、お金のトラブルが多い。
店でのように時間ぴったりで終わることができず、なんだかんだ長時間付き合わされることがある。
店では禁止されているようなプレイを強要されたり、乱暴、レイプ、薬物、盗撮などの被害に遭うことも。
交際して欲しい、無料で付き合いたいなど要求がエスカレートしたり、ストーカー化することもある。
回を重ねるごとに、ケチに、図々しく、変化する裏引き客は少なくない。
メリットとデメリットを比較すると、メリットのほうは「上手くいけば～な可能性がある」というような期待値でしかなく、デメリットのリスクは深刻なのがわかると思います。
お店にバレる？
裏引きを周りに勧めるような風俗嬢や、裏引きを持ち掛けてくるお客さんは、口を揃えて
黙ってたら誰にもバレない
このほうが得
と言います。
果たしてそうでしょうか。
今はネット社会です。
なので、掲示板や口コミなどで、いずれお店にバレます。
何故なら裏引きはいつか終わりがくるし、まだ続いていても不満や衝突が生まれた時点で、掲示板や口コミに書かれたり、他の風俗嬢などに喋られてしまうからです。
なのでお店にバレる確率は非常に高いと思ってください。
裏引きをお客さんから持ちかけられたら…
この記事を読んで、自分は裏引きしないと決めた人も
じゃあお客さんに裏引きを持ち掛けられたら、どう断ればいいの？
と困るのではないでしょうか。
下手な断り方をして、お客さんの機嫌が悪くなり指名が切れてしまったら？
こう思うのも無理はありません。
また中には、本強や過剰要求の客のように、しつこい人もいそうですよね。
これに関しては、絶対正解というわけではないのですが、以下の断り方がおすすめです。
①
お店で禁止されています。
もちろん、言わなければバレないと返ってきます。
そこで
②
実際に、バレてクビになった子がいたんです。
さらに追い打ちとして
③
私は目標（または事情）があって、風俗で働かないといけなくて、このお店にはとてもお世話になっていて働きやすいし、ここを辞めることになったら困るんです。
と悲しそうに伝えてください。
本当にアナタを応援してくれているお客さんなら
わかった。じゃあお店に来るよ。応援するよ。
と言うか、どうしてもであれば
いくら必要なの？サポートするよ。
と言うはずです。
そこで払うと言われても、実際払ってくれるかどうかわかりませんし、先にも述べたように危険な目に遭うリスクもあるので、裏引き自体はすすめません。
ただし、実際にこちらの言い値であるまとまった金額が払えないようなお客さんのために、リスクを冒す必要なんてないと思いませんか。
また、そこで、アナタの事情など関係ないとばかりに強要してきたり、自分の都合や欲求ばかり押し付けてくる人も、後々絶対トラブルになるタイプのお客さんです。
あまりにしつこい時は「お店に相談してみます」と言うのもありです。
なお、店内だけでなく外で食事をしたりデートしたいという理由なら、風俗店によっては、デートコースを設定している場合もあります。
いや、単に食事でも一緒にしたいと思ってるだけで、やましいことないから。
といった感じで食い下がってくるなら、そちらに話を持っていってもいいですね。
まとめ
パパ活やギャラ飲みなど、店を通さずに個人で、できればお金持ちの男性に大きな金額をもらう
それが稼いで贅沢したり高額の貯金をする早道のような話を、時々耳にします。
ですが、実際風俗業界もそういう女性達も見てきた私としては、そんなやり方で安全に安定して稼げる女性は、ほんの一握りです。
高確率で騙されたり、怖い目に遭って、続けることができない人が多いです。
お店を通すことで、お店の取り分（約半分）が引かれるため、なんだか損をしているような気になってしまうときもあるでしょうが、実はお店は
集客のための広告
アナタを売り出すための宣伝
余計なやり取りや交渉をしないで済むための段取り
安全にお仕事ができる保護
を提供しているのです。
裏引き、別名、直引きで起こるトラブルについては、この記事で詳しく説明しました。
もちろんメリットもありますが、裏引きには大きなリスクが伴うので、そのデメリットもよく考えてくださいね。
おまけにバレる確率は高く、バレれば、ご法度の行為ですから、例えクビにならなくても、そのあと、そのお店では働きづらくなったり、優先的にお客さんにつけてもらえなくなることも頭に入れておきましょう。
裏引きの相場は、一般的には、普段の取り分（お給料バック）の１．５倍～店に払う料金の８０％程度。
計算するとわかると思いますが、それくらいのプラスアルファのために、そんなリスクを取るよりも、１日１本多く仕事につくことを考えたほうが効率いいと思いますよ。
