ヘリでの捜索(1月11日)
長野県白馬村の北アルプス八方尾根に8日、バックカントリーのスノーボードに入り行方不明になっている2人について、警察は捜索や情報収集を続けていますが、いまだ手がかりは見つかっていません。
行方不明になっているのは東京都と松川村のいずれも30代の男性です。2人はバックカントリー仲間で、8日に日帰りの予定で白馬村に出かけたまま帰りませんでした。
沢を捜索(提供 大町警察署)
また、登山計画書や目撃情報などから2人は八方尾根周辺でバックカントリー中に遭難したとみて、警察などは9日から沢筋などを捜索、11日にはヘリで上空から山頂付近を探しました。12日も地上から捜索、13日は山には入らず情報収集を行ったということです。大町警察署は、新たな目撃情報などがあったら連絡してほしいとしています。
バックカントリーをするスキーヤーやスノーボーダー(1月11日)
2人が入山した八方尾根周辺はバックカントリーの人気の場所で多くの愛好家が楽しんでいます。
この週末は気温が上がる見込みで、警察は雪崩に十分に注意してほしいと呼びかけています。
また、「専門のガイドをつける」「登山計画書の提出」「ビーコンなどの装備」「悪天候の時は入山を控える」ことなどの注意点を守ってほしいとしています。
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