幣拝殿を払い清める神職=諏訪大社下社秋宮
長野県下諏訪町の諏訪大社下社秋宮で28日、1年間のほこりを払い清める「煤払神事」が行われた。先端にササの葉を取り付けた長ほうきで幣拝殿などを払い、新年を迎える準備をした。
神事には大総代ら約30人が参列。神前にほうきをささげて清めた後、神職がほうきを手に取り、精巧な装飾が施された建物をそっとなでた。境内では居合わせた 参拝者らが足を止め、年の瀬ならではの神事を見守っていた。
年内に残された神事は31日の大祓式と除夜式。年明けは1日に歳旦祭、3日には元始祭が行われる。
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