佐久市教育委員会の会見(12月6日)
長野県佐久市の小学校に勤める教諭の男が、少女にみだらな行為をした「淫行」の疑いで逮捕されました。場所は四国の徳島県。市教委が先ほど会見を開き謝罪しました。
佐久市教育委員会・吉岡道明教育長:
「深くおわび申し上げます」
徳島県の青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、佐久市の中込小学校教諭・工藤勇一容疑者49歳です。
徳島県警によりますと、2022年8月中旬から9月中旬の間に、SNSを通じて知り合った少女に、18歳未満と知りながら3回にわたって徳島県内のホテルでみだらな行為をした疑いがもたれています。
逮捕は5日の夕方。市教委によりますと、徳島県警の捜査員が突然、学校を訪れました。校舎の外で本人に事情を聴いたところ、容疑を認めたということです。
中込小学校・白鳥貴文校長:
「(勤務態度は)極めて熱心かというと、そうでない部分も。通常通りの指導にあたっていた」
工藤容疑者は3年生の担任で、5日まで無断欠勤もなく勤務していたということです。
警察によりますと、自家用車に寝泊まりしながら出勤し、およそ1カ月の間に県内と徳島県を車で3回行き来して少女と会っていました。
佐久市教育委員会・吉岡道明教育長:
「私どもも驚きました。公務員、教員で『住所不定』は、なかなかない」
工藤容疑者は前に勤務していた小学校で「威圧的な言葉遣いがある」などとして、市教委から口頭注意と訓諭の指導を受けていたということです。
学校は6日朝、全校集会で児童に説明し、市教委は厳しく処分する方針です。
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