長野放送
長野県千曲市のしなの鉄道屋代高校駅前をにぎやかにしようと今年、地元の高校生がイルミネーションを企画し、22日から点灯が始まりました。
柔らかな光があたりを照らしています。千曲市のしなの鉄道・屋代高校前駅です。22日午後6時にイルミネーションが点灯しました。
『クリスマスの街を明るく彩る』をテーマにおよそ1万3000個の電球が使われています。企画したのは、通学で駅を使う屋代高校の生徒たち。駅前を光で包み、地域を明るいムードにできればと今年初めて行いました。
先月29日、企画した高校生4人に加え、付属中学の生徒も参加して飾り付けました。
通学で使う駅前はコロナ禍もあって少し寂しい雰囲気。地域活性化について学んでいる高校生が、駅前を盛り上げようと考えたのです。
企画した屋代高校2年の生徒:
「この駅を明るく温かくしたい」
市の補助金10万円の交付を受けた他、佐久市の樫山工業からLED電球100個が付いた電飾118本を譲り受けました。
樫山工業と言えば、毎年、本社工場のイルミネーションが地元の住民らを楽しませています。今回、生徒たちの活動に賛同し、飾りつけのアドバイスもしました。
樫山工業・斉藤和生さん:
「若い感性、新しいアイデアを入れてほしい。(地域の人に)喜んでもらえるのが一番」
地域を明るくしたい思いがこもったイルミネーション。12月下旬まで点灯する予定です。
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