長野放送
冬の訪れを告げる恒例のイベントです。長野市中条で野沢菜を自分で収穫し、購入する「お菜とりツアー」が始まりました。1キロ50円という安さもあり早速、多くの人が訪れていました。
青々とした立派な野沢菜。
北アルプスを望む長野市中条の野沢菜畑です。
30年以上続く毎年恒例の「お菜とりツアー」が18日から始まりました。
ツアーでは自分で好きなだけ収穫し、購入することができます。
今年は夏場の天候不順で心配しましたが、こちらの畑では例年通り、豊作となりました。
参加者(千曲市から):
「しょうゆ漬けにして食べている。春先になってだんだん大きくなってきたら、おやきにするとうまい」
参加者(長野市内):
「毎年食べているから、(収穫のため)ここへ来て。(野沢菜が)好きだから、しょうがない」
毎年、大人気のツアー。その理由は安さです。
物価は高騰していますがこちらでは例年通り1キロ50円で購入できます。
市内から訪れた男性:
「(何kgくらいとりますか?)35kg前後だね。(何にして食べたい?)ほぼ、しょうゆ漬け、おいしいですよ」
計量すると、38キロありました。
車に運ぶのも一苦労。
中条の畑は標高がおよそ800メートルと高く寒暖差が大きいため、野沢菜は柔らかく、味も濃いということです。
小林野沢菜園・小林幸繋さん:
「今年は作(出来を)心配したわけですが、大丈夫にできたので、いつ来てもらっても結構です。こちらはいつも待っています」
「お菜とりツアー」は中条地区の4カ所の畑で12月中旬までを予定しています。
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