“マッチョな写真家” 下宮伸一さん(長野県駒ヶ根市)
50歳の挑戦です。長野県駒ヶ根市に住む写真家の男性が一念発起し、「肉体美」を極めようとトレーニングを積み11月、全国大会に出場します。なぜ、写真家が肉体を鍛えるのか…。その理由を取材しました。
【動画で見る】マッチョな写真家!肉体美競う全国大会へ 50歳を前に新たな挑戦「人生、全力で」
■ 「ロケーションフォト」
下宮伸一さん
紅葉の木々の下でポーズを取る女の子。撮影しているのは、写真家の下宮伸一さん(50)です。
下宮伸一さん:
「(スタジオと外だと表情違う?)全然違います。スタジオだと表情固まっちゃう子が多いが、外行くとすごいはっちゃける子が多いので」
この日は神社などで七五三の記念撮影をしました。
希望の場所で撮影する「ロケーションフォト」
父親:
「自分たちが好きなところにも行けるし、下宮さんのおすすめのところにも連れて行っていただけるというのが一番の魅力」
下宮さんは、スタジオも構えていますが、主に手掛けているのは、希望の場所で撮影する「ロケーションフォト」。
「相棒」のビンテージカーで県内外へ
「相棒」のビンテージカーに機材を積み、県内外を飛び回っています。
話・下宮伸一さん
下宮伸一さん:
「スタジオの中にお客さんの思い出というのはないわけですから、入学・入園とか七五三とか、ここの場所でこういう思い出があったんですというようなものがあるからこそ、本当の思い出になると思うんですよ」
■ 肉体美を追求
ダンベルでトレーニング
実は、下宮さん、写真とは別にもう一つ、情熱を注いでいるものがあります。
ダンベルでトレーニング。重さは片方だけで32キロもあります。
記者:
「ここまでしか上がらないですね」
鍛え上げられた肉体。でも、本人は…
下宮伸一さん
下宮伸一さん:
「本当、(筋力が)足りないところばっかりで恥ずかしいです」
以前は「ぽっちゃり体形」でしたが、4年前から体を鍛え、肉体美を競うコンテストに出場。
50歳を前に、新たな挑戦を始めたのです。
■ 写真家として国際的に高い評価
“マッチョな写真家” 下宮伸一さん(長野県駒ヶ根市)
でも、なぜ?
下宮さんは広島県の出身。前の職業はプロスキーヤーで、専門誌の表紙を飾ったこともあります。良い写真を残そうと20代後半からカメラを手にするようになり、やがてスキーなどのスポーツ写真を手掛けるようになりました。
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