警察などが捜索(大西山 長野県大鹿村 10月17日)
16日、長野県大鹿村の大西山にグループで仕事のため登山していた男性が滑落しました。17日朝、警察などが救助しましたが心肺停止の状態でその後、死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは東京都世田谷区の男性会社員(61)です。
警察によりますと、男性は16日、9人グループで仕事のため大鹿村の大西山に入山し、下山中に標高1150メートル付近の登山道から急斜面を100メートルほど滑落したということです。 一緒にいた仲間が16日午後4時過ぎに警察に通報し、救助を要請しました。
大西山(長野県大鹿村 10月17日)
17日早朝から警察や消防約20人体制で捜索を行い、午前7時半前に男性は心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認されました。
関係者によりますと、男性と仲間のグループはマスメディアの関係で仕事のため入山していたということです。
大西山は、1961年の集中豪雨「三六災害」で大規模な崩落が発生し、麓の集落で42人が亡くなるなど大きな被害が出たことで知られています。
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