長野市保健所・小林良清所長(7月11日 会見)
長野市保健所は11日、新型コロナウイルスの感染状況について会見を開き、医療機関など4件で集団感染が確認されたと発表しました。
【動画】長野市保健所の会見(ノーカット)
長野市で発表された新規感染者は49人でいずれも軽症です。新たな集団感染は4件、医療機関で42人、学校は2件でそれぞれ24人と7人、また児童福祉施設で8人の感染が確認されました。
このうち医療機関について、42人は全て従事者で打ち合わせ、休憩、着替えの場面で相互に接したことにより、感染が広がったと思われるとしています。また、飲食を伴う場面もあり、マスクを外しての会話があった可能性があるということです。患者との濃厚接触は確認されていません。この医療機関は現在、外来診療、入院対応を休止、または縮小していて、再開は早くても来週の見通しです。
感染者が増加傾向にあることについて、長野市保健所の小林良清所長は「第7波かどうか言及するのは時期尚早」としつつも「感染の様相が変わってきている」と警戒感を示しました。
長野市保健所・小林良清所長:
「これが第7波かどうか言及するのは早い。ただ、集団感染事例が本日4件あったことや10歳未満の感染の急増がみられ、感染の様相が変わってきている。しっかり対応していく必要がある」
また、松本市で確認された新規感染者は19人でいずれも軽症です。新たな集団感染は確認されませんでした。
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