長野県飯田市・7日
ワクチンの4回目接種です。感染者が急増する中、接種を受ける人も増えてきています。自治体や専門家も「重症化リスクが高い人は検討してほしい」と呼びかけています。
長野県飯田市が設置している集団接種会場。6月14日から4回目接種を受け付けていますが、今週に入り希望者が急増しているということです。
先週までは多くても50人ほどでしたが、7日は午後だけで88人が接種を受けました。
70代男性:
「第7波が来たということで受けといた方が安心できる、早いうちに」
90代女性:
「(感染者)多くなったからね。安心しますね、来てしまえば何ともないけど、それまで悩むけど注射してもらうと一安心」
80代女性:
「すごく増えてる、ウイルスがだんだん強くなってる。だから早く打ってもらった方がいいと思って」
県内でも新規感染者が急増。5日連続で前の週の同じ曜日を上回り、7日は327人となりました。
要因としてあげられているのが、オミクロン株の新たな派生型「BA.5」の広がり。
より感染力が強いとされています。
もう一つが時間の経過。3回目の接種から時間がたち、ワクチンの効果が落ちてきていると言われています。
4回目接種は3回目から5カ月経過した60歳以上か、18歳以上から59歳の基礎疾患のある人が対象です。
今後の感染次第では予約の増加も見込まれるため、飯田市では早めの接種を呼びかけています。
飯田市健康福祉部保健課・伊藤尚志課長補佐:
「感染状況が拡大すると、早めに接種をされたいという方も増えてくるように感じる。重症化リスクの高い方が対象なので高齢者の方、基礎疾患をお持ちの方はぜひ接種を受けていただきたい」
長野放送[/MARKOVE]