クラフトマーケットの会場にテントを張り、ブース装飾を進める女性作家=富士見パノラマリゾート
長野県富士見町の富士見パノラマリゾートで4、5の両日、初夏のイベント「富士見パノラマFes」が開かれる。園芸文化展とクラフトマーケットを同時開催。マーケットでは全国各地から集まったクラフト作家が、手仕事のぬくもりが伝わる革製品や木工品、アクセサリーなどを対面販売する。町花スズランの開花期でもあり、実行委員会は「園芸植物、クラフト、スズランの共演を楽しんで」と来場を呼び掛けている。
マーケットではチケット売り場からゴンドラ山麓駅にかけた屋外特設会場に約100店が並ぶ。3日に会場入りした作家も多く、テントやタープを張って準備万端に。「nojico」「manamoana」の作家名で活動する女性2人は、ハンドメードのアクセサリーを引き立たせるブース装飾を進めた。
初開催となる園芸文化展も設営が整い、特設会場内には地元の細川造園が手掛けた庭園もお目見えした。盆栽や山野草、古典園芸植物を中心に約200点を展示。伝統園芸文化を発信する。富士見パノラマでは「120万本のすずらん祭り」を開催中。ゴンドラ山頂駅近くで楽しめるドイツスズランは3日時点で三~五分咲きという。
両日ともに午前9時~午後4時。県のガイドラインに沿った感染症対策を講じながら開催する。山野草や園芸用品の販売会、キッチンカーの出店もある。
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