富士見パノラマリゾート「120万本のすずらん祭り」で山野草の苗を選ぶ来場者
長野県富士見町の富士見パノラマリゾートで21日、スズランの開花期に合わせた「120万本のすずらん祭り」が開幕した。6月19日までの期間中はゴンドラ往復券の購入者に山野草の苗をプレゼント。町花スズランの見頃は、今月末から6月中旬と予想している。
ゴンドラ山頂駅近くの山野草公園では20万本のドイツスズランが八ケ岳を背に咲き誇り、入笠湿原には100万本ものニホンスズランが群生する。同リゾートによると、ドイツスズランは来週半ばごろから開花が始まり、今月末から6月初旬が盛りになると予想。ニホンスズランは6月10日前後が見頃になりそうとしている。
山野草の苗は日によって異なり、初日はホトトギス、ハナショウブ、マツモトセンノウの3種類を用意した。期間中のゴンドラは通常より30分早い午前8時から運行。山野草公園ではイチヨウランやエンレイソウなどが楽しめ、麓のレストランでは「釜無ホテイアツモリ草と山野草展」を開催中だ。
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