あづみの移住大使・篠原信一さん
長野県安曇野市在住の柔道家・篠原信一さん。移住者を増やそうと、市は篠原さんを「移住大使」に任命しました。自身の移住の経験などを発信していきます。
「あづみの移住大使」に任命されたのは、シドニー五輪・柔道銀メダルの篠原信一さん(49)です。
あづみの移住大使・篠原信一さん:
「移住大使として、全国の皆さんに安曇野のいいところをPRできたらな」
篠原さんは安曇野の自然や食に魅力を感じ、2020年に移住しました。ブルーベリーの栽培を目指し現在、準備を進めています。
市が篠原さんに期待するのは、その知名度です。人口減少が進む中、市は移住者を増やそうと取り組んでいます。
市がサポートした移住者は2018年が30世帯65人でしたが、去年はコロナの影響でPR活動ができず、22世帯42人に減少しました。
今年はさらに力を入れ担当課を新設。そして、PR活動の目玉が篠原さんです。今後、移住大使として希望者向けのツアーやガイドに参加し、自身の経験などを語ってもらうことにしています。
あづみの移住大使・篠原信一さん:
「住むからこそ安曇野のいいところが見えると思うので、全国の皆さんにPRできたらな。自然にふれあい、体を動かすスポーツを含めて全般的に発信していけたら」
安曇野市・太田寛市長:
「篠原さんの明るい性格と知名度を生かして安曇野に来ていただき、定住してもらいたい」
篠原さんは去年、市のスポーツ大使にも就任していて、今後、いろんな面で安曇野市を盛り上げたいと話しています。
長野放送[/MARKOVE]