阿部知事に要望書を渡す千葉さん 17日
17日、LGBTQなど性的マイノリティのカップルを婚姻に相当する関係と認める「パートナーシップ制度」の導入を、長野県内の関係団体が知事に要望しました。
要望したのは、県内の性的マイノリティ当事者などでつくる「レインボーフェローズナガノ」の千葉澄香さんと、団体の顧問弁護士の宮井麻由子さんです。
「パートナーシップ制度」は大阪や茨城など7つの府県のほか、長野県内では松本市と駒ヶ根市が導入しています。
県は、パートナーシップを宣誓したカップルに対して、県立病院での面会や県職員宿舎への入居などを認めていますが、制度は導入していません。
レインボーフェローズナガノでは、「県が制度を導入することで、松本市や駒ヶ根市以外の市町村でも理解が進む」としています。
千葉澄香さん:
「私たちの存在を認めてもらうのが一番の目標」
要望を受けた阿部知事は、「全ての人が生きづらさを感じない社会にしたい」と話し、制度の導入を視野に市町村と協議を進める考えを示しました。
長野放送[/MARKOVE]