長野放送
7年ぶりの御開帳が開かれている長野市の善光寺で7日、御開帳の重要行事の「中日庭儀大法要」が行われました。
朝から晴れ渡った善光寺。「中日庭儀大法要」は御開帳の間だけ公開される本堂の「前立本尊」を讃える、期間中で最も華やかな行事です。
先月の浄土宗に続き7日は天台宗の法要が行われました。大勧進と天台宗一山の住職が前立本尊と「善の綱」で結ばれた回向柱の前に参列。先月、急逝した瀧口宥誠貫主に代わって特命住職の栢木寛照大僧正が儀式を行いました。
大勢の善男善女が見守る中、極楽浄土の蓮の花に見立てた「散華」が撒かれると本堂周辺は華やかな雰囲気に包まれました。
新型コロナ対策で今回は行列の規模を縮小したほか、参拝者にもマスク着用の上、会話を控えるように協力を呼び掛けました。
善光寺の御開帳は6月29日まで開かれています。
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