「川下り舟」の安全点検 27日
大型連休を前に、天竜川の「川下り舟」の安全点検が行われました。北海道の観光船事故を受け、運航会社は「一層気を引き締めて、安全運航をしたい」としています。
スタッフ:
「無線を常に積んでいて、連絡は携帯電話で取り合うようにしてあって…」
27日、大型連休を前に、長野県が天竜川の「川下り舟」の安全点検を実施し、運航手順や緊急時の連絡手段、救助体制を確認しました。
基準では、水位が6.3メートル以上になると運航を停止しますが…。
天龍ライン遊舟のスタッフ:
「水が出たときは流木が流れます。すると水位4メートルでもやめるときはありますので…」
北海道・知床沖では、観光船が遭難し11人が死亡、15人が行方不明となっている事故が起きたばかり。
運航会社は安全マニュアルを順守し、安心して楽しめる運航をと気を引き締めています。
天龍ライン遊舟・半崎信弘社長:
「(知床の事故のように)決まり事を守らないと事故につながるということで、安全対策はしっかりやっていますので、一層気を引き締めてやっていきたい」
長野放送[/MARKOVE]