長野県の新規感染者(公表日ベース)
長野県内で新たに302人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。専門家は、今後、人の移動が増え、感染が再拡大する恐れもあるとして、注意を呼びかけています。
22日、県内で発表された新規感染者は302人、30市町村で確認されました。
連休明けは減少する傾向があり、一日当たりの新規感染者は1週間前の火曜日を153人下回りました。ただ、21日まで8日連続で前の週の同じ曜日を上回っていて、高い水準が続いています。
新規感染者のリバウンド傾向。
専門家は…
信大附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「おそらくこれから上昇の方に感染者数は動いていくんじゃないか」
金井副室長は、年度末で人の流入が増えること、また感染力が強いオミクロン株の別系統BA.2に置き換わることで、感染者はさらに増える可能性があると指摘します。
春休みに入り学校での集団感染は減るとみられますが、懸念されるのが子どもを預かる施設。密集しやすく対策は難しいと話します。
信大附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「いい方法はないのが現実。症状がある人は利用を避けるとか、早め早めに対応するのが大事になってくる」
また、春休み期間、県内では大きなイベントや祭りが続きますが…
信大附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「飲食の場面で、マスクがつけられないような場面で感染がおきやすい。人数を少なめにして、時間も長くならないようにということが大事かなと思います」
長野放送[/MARKOVE]