豊島区の卒園児に贈るアルストロメリアの発送作業に取り組む町職員ら
長野県箕輪町は3日、交流都市の東京都豊島区の区立保育園・幼稚園の卒園児に贈るアルストロメリアの花束の発送作業を町文化センターで行った。友好関係を深める目的で毎年この時期に行っており、4年目になる。卒園式の日程に合わせて同日と10、15日の3回に分けて作業を行い、全21園の計446人に贈る。
町と豊島区は2005年に結んだ防災協定をきっかけに友好を深めてきた。花束のプレゼントは卒園を祝うとともに、町内でも多く生産する上伊那特産のアルストロメリアを通じて町を知ってもらおうと19年度から始めた。
3日は町職員ら10人が参加し、5日に卒園式がある14園分の花束を作った。長さ70センチに切りそろえたピンクや黄、白、紫など色とりどりのアルストロメリアを1本ずつフィルムで包んで束ね、箱詰めした。花束には「ごそつえん おめでとう」のメッセージと町観光協会のQRコードを記したシールを貼った。
町産業振興課は「アルストロメリアの花言葉『幸福な日々・持続』と同じく、豊島区と箕輪町の友好関係が続き、園児やその家族にも幸せが続くよう願いを込めて贈りたい」と話していた。
[/MARKOVE]