保護者有志が長野市に要望(25日 長野市保健所)
来月から始まる子どものワクチン接種。不安を抱く保護者有志が「副反応などについてしっかりと情報提供してほしい」と長野市保健所に要望しました。
子どもたちの未来を想う父母の会・香川光得代表:
「こんなこと知らなかったってことがないよう万全の対策をしてほしい」
長野市保健所に要望したのは長野市の保護者有志です。
コロナの感染対策のため進むワクチン接種。保育所や小学校で集団感染が相次いでいることから、国は自治体に対し5歳から11歳への接種を行うよう通知。長野県内でも来月から始まり、長野市ではまもなく接種券を配布する予定です。
保護者有志は、県外で10代がワクチン接種後に死亡した事例もあるとし、副反応の詳細データの提供などを求めました。
子供たちの未来を想う父母の会・香川光得代表:
「自分の子どもに打たせるかどうか十分に判断する材料が、ほとんどの保護者に足りていない。十分な情報を市の方からきちんと公表していただきたい」
厚生労働省は、副反応はほとんどが軽度か中等程度で安全性に重大な懸念は認められないとしています。ただ「努力義務」は課せられず、あくまで「推奨」です。
保健所は要望を受け、厚労省が発行するパンフレットを接種券に同封する予定です。
長野市保健所・小林良清所長:
「(子どもへの接種が)『努力義務』というところまでは課せられていないということは、何らかの形でお知らせできるように取り組んでいく」
長野放送[/MARKOVE]