地検松本支部
長野県松本市で1月、同居している兄弟が自宅で刃物で切り付け合い、共に殺人未遂容疑で逮捕された事件で、地検松本支部は8日、兄の無職・工藤勉被告(66)を殺人未遂の罪で起訴しました。
起訴状などによりますと、工藤被告は1月18日午前5時ごろ、市内の自宅で背後からなたで弟の後頭部を切り付け、殺害しようとしたとされています。弟は全治約10日間のけが負いました。一方、弟は被告の兄から包丁を取り上げ反撃し、けがを負わせたとされています。
地検松本支部は8日、兄の工藤被告を殺人未遂の罪で起訴、一方、弟は不起訴処分にしました。被告の認否や処分の理由は明らかにしていません。
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