長野市
まん延防止等重点措置が適用され初の週末を迎えました。これに伴い27日から長野県内のすべての飲食店に時短営業が要請されています。
(記者リポート)
「JR長野駅前の飲食店が並ぶ通りです。家に帰る人はちらほらいますが、数は少ないように感じます。県は27日から時短営業を飲食店に要請しました。休業する店も多い中、時短営業を選択した店に話を聞きました」
こちらの店(門前市場 びんずるさんの胃袋)は県の「安心なお店」認証店で、午後9時までの営業が可能となっています。ただ店の中は、客の数は少なく、年末年始と比べると3割近くまで落ち込んでしまったといいます。
(記者)
「お店の徳原さんにお話を聞きます。再びの時短となりましたが今のお気持ちを伺えますか?」
T-SPACE(飲食店経営)・徳原聡史さん:
「年末年始にかけて第5波を終えて、お客さまが少し戻ってきて良かったなと思っていた矢先に第6波ということで『まん延防止』の時短、ないし休業の要請が出ましたので少し残念な気持ちです」
(記者)
「その中で時短という選択をしたのは?」
T-SPACE(飲食店経営)・徳原聡史さん:
「さまざまな選択があるなかで協力金をいただけるお話でしたが、それだけではスタッフやアルバイトさん、パートさん、多種多様な方の生活を守るためには、お仕事をしながら、営業をしながらという選択をさせてもらいました」
(記者)
「感染が広がっている状況ですが?」
T-SPACE(飲食店経営)・徳原聡史さん:
「このコロナ禍、約2年間過ごしましたが、それ以前の元通りの生活はまだイメージできませんが、それでも安心して街に出てもらってお食事ができる社会に早く戻ってもらえれば」
(記者リポート)
「時短営業は来月20日まで続きます。一方、県は県民に対し混雑する場所や感染リスクが高い場所への移動の自粛を求めています。対策を取っていない飲食店などを想定していますが、4人以内で短時間であれば「信州の安心なお店」を利用してほしいとも呼びかけています」
長野放送[/MARKOVE]