長野放送
先月行われた衆院選の期日前投票で、長野市の高齢者入所施設の役員2人が、入所者に干渉し、自分が支持する候補者に投票させたとして公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。
公職選挙法違反(投票干渉)の疑いで逮捕されたのは、長野市で特別養護老人ホームを運営する酒井哲夫容疑者(69)と施設長の小湊広美容疑者(77)です。
2人は先月29日、入所者1人を長野市役所の期日前投票所に連れて行き、2人が支持する候補者に投票させるため干渉した疑いです。
県警によりますと、2人は入所者が投票する際に、特定の候補者の名前に印をつけた選挙公報のコピーを持たせて投票を依頼していたということです。
県警によりますと、2人は容疑を認めているということです。
他にも入所者複数人を投票所に連れ出していて、余罪があるとみて調べています。
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