長野放送
2019年の台風19号災害で浸水被害に遭った長野市のみそ蔵の復活にむけ、11日、中学生が原料の大豆の収穫作業を手伝いました。
長野市上駒沢の畑で、大豆の収穫にあたる長野市の市立長野中学の1年生70人。
この畑では、2019年の台風19号災害で浸水被害に遭ったみそ蔵「小川醸造場」が、今年から原料の大豆を栽培しています。
1年生たちは種まきから作業を手伝っていて、苗の管理や草取りなども行ってきました。
千曲川河川敷にある小川醸造場の畑は今年も夏の大雨で水がつき収穫ができませんでしたが、上駒沢の畑の大豆は、さやの付きもよく、質の高い大豆に仕上がりました。
11日は、目標の100キロを大幅に超える200キロほどが収穫できました。
中学生:
「たまに帰り道に見に来ていたのでやっと収穫できてうれしいです」
「農家さんはこんな作業を地道にやっているのかと思うとありがたかった。役に立てたのでうれしいです」
小川醸造場・小川泰祐さん:
「(中学生が)放課後や夏休みに来てくれて雑草を抜いてくれたのがいい形であらわれた」
小川醸造場は今年の春に蔵を再建していて、収穫した大豆は来年以降の仕込みに使うということです。
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