松本山雅FC・名波浩監督(11月4日)
サッカーJ2です。残り5試合で最下位に沈み、初のJ3降格のピンチを迎えている松本山雅。名波監督は「サポーターへの恩返しのためにも全ての試合に勝つ」と残留に向け気を引き締めています。
松本山雅FC・名波浩監督:
「戦力的にはわれわれの方が上回っている相手にも勝てていないのが実情なので、残り5試合苦しいですけど、1ポイントではなく3ポイント取りにいかなければならない」
J2残留へ…
松本山雅は4日、絶対に勝たなくてならない7日のホーム戦に向け練習しました。
3日の町田戦で敗れ、今シーズンワーストの5連敗を喫した山雅。順位は最下位に沈んでいます。
今シーズンは下位4チームが自動降格します。
残りは5試合、残留圏の18位までは勝ち点差が6、さらに得失点もマイナス33と最下位のため、まさに崖っぷちの状況です。
これまでジュビロ磐田の黄金時代を支え日本代表でも活躍した名波監督。こうした状況を打ち破るには「チームの一体感が必要」と話します。
松本山雅FC・名波浩監督:
「スタメンで出る11人、ベンチの18人、それ以外の選手も含めて、ベクトルは同じ方向性を示さなければいけない。例年、残留争いして降格するクラブは、暗い雰囲気になって選手間もバラバラになるけど、幸いそこまでバラバラではないですし、練習も真摯にやってくれている、これを継続して。対戦相手に対して分析はもちろん、気持ちの面で絶対に上回るところを徹底させたい」
また、チーム状態が悪くても応援を続けるサポーターのためにも残留したいと話します。
松本山雅FC・名波浩監督:
「アルウィンでは大勢のお客さんが見に来ていただいて声を出せない中、手拍子、太鼓でわれわれを鼓舞してくれる。われわれはピッチの上でその恩返しができるような結果を求めてやっていきたい」
残り5試合、負けられない戦いが続きます。
長野放送[/MARKOVE]