事件のあった店舗兼自宅(長野県塩尻市・9月撮影)
長野県塩尻市で県議会議員の妻が殺害された事件からきょう29日で1カ月。警察は120人態勢で捜査を進めていますが、手掛かりは乏しく、住民は不安な日々を過ごしています。
9月29日の朝、丸山大輔県議の妻・希美さんが店舗兼自宅で倒れているのを家族が見つけ、その後、死亡が確認されました。
司法解剖の結果、死因は窒息死と分かりました。
捜査関係者によりますと、希美さんは1階の金庫の近くに倒れていて、擦り傷があり、顔はうっ血していました。周囲には土足の痕があったということです。
県警は捜査本部を設置し、約120人で捜査を続けています。
現場周辺での検問や防犯カメラの映像の分析などを行っていますが、手掛かりは乏しいということです。
市内では、事件の前後、住宅に侵入する事件が複数発生していて、警察は関連の有無も調べています。
近所の住民:
「近くでこういう事件があったのがとても怖い。(鍵を)全部閉めて寝てます」
「早く解決してもらいたいのが希望だし、本人たちの立場を考えると気の毒」
塩尻警察署は、フリーダイヤルで情報提供を求めています。
(フリーダイヤル 0120‐059‐110)
長野放送[/MARKOVE]