長野放送
10月13日で、台風19号災害による堤防決壊から2年がたつ長野市長沼地区で、災害公営住宅の建設断念が決まり、住民説明会が開かれました。
説明会には約40人が参加し、市から経緯や理由など説明を受けました。住民からは「地区に戻りたい人が戻れるよう、寄り添った判断がほしかった」などと声があがりました。市は、地区内に要望されていた災害公営住宅について「建設には2.5mの盛り土が必要で、住む人に負担をかける」など安全面の理由から建設を断念したということです。一方、隣接する豊野地区には73戸を建設中で、長沼地区で希望していた5世帯にも入居を勧めるとしています。
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