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.ceKNoV:visited{color:#639;} .ceKNoV:hover{color:#cc3434;}わずか258グラムで生まれ、退院できた男の子としては「世界最小」だった赤ちゃんが3歳になり、家族みんなでお祝いをしました。自己主張もするようになり、すくすく成長しています。
庭で楽しそうにブランコ遊び…
カメラに向けて…
「ばー」
軽井沢町の関野竜佑ちゃんです。今月1日、誕生日を迎え3歳になりました。
父・康平さん:
「生まれたときのことを考えると、よく3歳まで育ってくれたと思う」
3年前、竜佑ちゃんは、安曇野市の県立こども病院で生まれました。体重わずか258グラム、身長22センチ。大人の手のひらに収まるほどの大きさでした。
母・俊子さんが「妊娠高血圧症候群」になったことから胎児を守るため、病院は妊娠24週と5日で緊急帝王切開を踏み切ったのです。
母・俊子さん(2019年10月取材):
「生まれたとき、小さすぎて産声もなくて、生まれたのかどうか自分で感覚がなくて、医者から生まれましたよって、すぐ新生児の先生に渡しますって言われたんですけど、その時点では無事かなと思うだけで不安でした」
父・康平さん(2019年10月取材):
「私たちは何もできないので、先生たちにお任せで信用して待つしかないと思っていた。そこから先は、彼本人がこの世の中で生きたいか生きたくないかと思っていた」
命の危機もありましたが、病院の手厚いケアと竜佑ちゃん自身の生命力で乗り越えました。
当時、病院が調べたところ258グラムで生まれ、退院できたのは、男の子では、「世界最小」でした。(2019年4月に退院)
あれから3年…
竜佑ちゃんは、体重6990グラム。身長74.1センチ(9月13日時点)。体重は平均の半分ほどですが、すくすく元気に成長しています。
母・俊子さん:
「肉が大好き。からあげとか『ほしい欲しい』と人の分までとろうと」
3日、単身赴任中の父・康平さんが帰宅し、家族で誕生会を開きました。
ローソクを吹き消し…
「おめでとう」
大好きなケーキを頬張りました。
食べ終わると、おもちゃのマイクを握り、歌とダンスを披露。
4月から保育園に通いはじめ、できることもどんどん増え、自己主張もするようになったといいます。
兄や姉と遊んでいても…
竜佑ちゃん:
「いやだ」
元気いっぱいの竜佑ちゃん。
関野さん一家は、これまで支えてくれた人たちへの感謝を胸に、成長を温かく見守っています。
兄・佑平さん:
「コミュニケーションがとれたりするところが、すごく成長したと思う」
父・康平さん:
「下から2番目の子がやんちゃだったが、その子よりやんちゃ。自分の主張をしてくれるし、これからが楽しみ」
母・俊子さん:
「笑って、楽しく元気で過ごして、大きくなってくれれば、それだけで十分」
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