長野放送
親子3人が亡くなった長野県岡谷市の土石流災害現場を29日、赤羽国土交通大臣が視察し「復旧に全力をあげたい」と述べました。
今月15日に岡谷市川岸で発生した土石流では、住宅にいて直撃を受けた辰野町の母親と小中学生の息子の合わせて3人が犠牲となりました。
29日と30日に長野・岐阜両県の被災地の視察に訪れた赤羽大臣はJR川岸駅前の現場で阿部知事や今井岡谷市長らと共に黙祷を捧げました。そして県やネクスコ中日本から当時の土石流の状況や今後の復旧の見通しなどについて説明を受けました。
赤羽国交相:
「台風シーズンも近づいている。再度の災害を防止するために国土交通省として応急復旧に全力をあげたい」
また県と岡谷市は復旧工事の事業費の確保や激甚災害への指定などを要望しました。
赤羽大臣はこの後隣の辰野町に向かい、大雨で橋が破損して不通が続いているJR飯田線の現場も視察しました。
長野放送[/MARKOVE]