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NIAID-RML
29日、長野県内で新たに58人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。5日ぶりに100人を下回りました。一方、確保病床使用率は54.8％、第5波では最高となりました。
感染がわかったのは、10歳未満から80代の男女58人です。居住地別では、松本市16人、安曇野市9人、長野市・東御市で各4人、茅野市・飯田市で各3人、千曲市・小諸市・上田市・大町市・軽井沢町・高森町で各2人、中野市・塩尻市・伊那市・小谷村・松川村で各1人。また、宮城県・神奈川県で各1人です。
放課後などに児童を預かる松本市内の施設では、新たに小学生1人の感染がわかり、合計10人（児童8人、職員2人）になりました。
県が店名を公表した飯田市の飲食店「Club Lucina（クラブルキナ）」では、新たに4人の感染が確認され、合計6人（従業員3人、利用者3人）になりました。まだ、今月21日に来店した3人と連絡がとれていないということです。
1日当たりの新規感染者が100人を下回ったのは、今月24日以来5日ぶり、60人を下回るのは今月10日以来です。
県によりますと、「専門家からはピークアウトはしていない」との声があり、引き続き基本的な感染対策を講じてほしいと呼びかけています。
県内の感染者の累計は7776人。療養している人は1061人。内訳は入院中277人、宿泊療養中228人、自宅療養中419人、調整中137人となっています。重症は5人、中等症は57人です。（29日午後4時時点）
県内全体の確保病床使用率は前日から5.6ポイント上昇し54.8%、第5波では最も高くなりました。中等症、軽症患者を受け入れる一般病床の使用率は地区別に北信69.4％、東信70.4％、中信56.6％、南信52.5％となっています。（28日午後8時時点）
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