諏訪地域の感染者のうち、ほかの感染者との接触が確認されたのは16人。このうち、岡谷市と下諏訪町の40~50代の男女4人は、岡谷市の同一の感染者との接触機会があった。東京都の未就学児~70代の男女5人は、18日発表の東京都の男女2人と今月上旬から諏訪地域に滞在していた。岡谷市、茅野市、下諏訪町、富士見町の20~40代の男女5人は発症前に県外往来などがあった。2市の20~50代の3人の感染経路は分かっていない。
このほかの感染者は松本市29人、長野市20人、小諸市12人、上田市10人、飯田市、塩尻市、安曇野市各7人、駒ケ根市4人、佐久市、北安曇郡白馬村各3人、東御市や中野市など6市町で各2人、上伊那郡箕輪町など8町村で各1人。東京都などの県外者13人の感染も分かった。飯田保健所管内では、お盆に親族ら11人が集まり、飲食を介して9人が感染する集団感染事例も分かった。
県はL452R変異株のスクリーニング検査で新たに93例から変異株を確認したことも発表した。県内累計は645例となった。今回判明分のうち22例が県外滞在歴、29例がほかの変異株感染者との接触があった。諏訪地域では14例確認され、累計80例。
19日午後4時時点で県内の感染者の療養状況は入院中218人、宿泊療養323人、自宅療養186人、調整中164人。入院患者のうち中等症は56人、重症は3人。
18日午後8時時点の確保病床使用率は44.5%。県内4地域別の病床逼迫度(軽度・中等症用病床の使用率)は南信46.7%、中信38.0%、東信49.3%、北信66.7%。[/MARKOVE]