資料 佐久市役所
長野県佐久市の高齢者施設で介護職員1人が、利用者に侮辱的な発言をしたり、体をくすぐるなど不適切な行為をしていたことがわかりました。指定管理者から報告を受けた市は、虐待行為と認定し、改善計画書の提出を求めています。
不適切な行為が確認されたのは、佐久市望月の「特別養護老人ホーム結いの家」です。
指定管理者の社会福祉法人によりますと、介護職員1人が、利用者1人に対して侮辱的な発言をしたり、体をくすぐるなどしたほか、複数の利用者のことを愛称やちゃん付けで呼んでいたということです。
利用者の親族からの情報を受けて、法人が職員に聞き取り、発覚しました。
法人からの報告を受けた佐久市は、虐待行為と認定し、改善計画書を提出するよう通知しました。
法人の聞き取りに対し、職員は「虐待のつもりはなかった。利用者に迷惑をかけて申し訳ない」などと話しているということです。
法人は、処分の内容を公表していませんが、「今後この職員が結いの家の利用者を介護することはない」としています。
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