長野放送
日米友好を願い、かつてアメリカ人男性が全国の学校に贈った「青い目の人形」。活動を受け継ぐ孫夫妻が長野市の小学校で、児童と交流しました。
アメリカから訪れたギューリック夫妻。創立150周年を迎えた長野市の城山小学校に招かれ、子どもたちと交流しました。
ギューリックさんの祖父は戦前、日米友好を願い全国の小学校などに「青い目の人形」およそ1万2000体を贈りました。
しかし、多くは戦時中、「敵国の人形」として廃棄されました。
城山小学校の「ジョアンナ」は9年前、子どもたちが人形のことを学んでいると知った夫妻が贈ったものです。
児童代表:
「“友情人形”がかけはしとなったアメリカと日本の交流を大事にして世界平和につながればいい」
シドニー・ギューリックさん:
「人形が子どもたちが世界の人々への感謝の気持ちを育む手助けになれば」
夫妻の来日は4年ぶりで、あす(5月24日)まで長野市に滞在し4校を訪れます。
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