長野放送
また記録を更新です。長野県茅野市の丸茂伊一さんは、88歳の時につくった「世界最高齢」のスピードスケーターのギネス記録を更新し今年、「93歳」での登録が認められました。
茅野市の今井市長と記念撮影をする男性。94歳の丸茂伊一さんです。
丸茂伊一さん(94):
「腰だけはなるべく曲げないようにして。人様と会う時だけ腰まげて(笑)」
冗談を飛ばしていますが―。
今年1月、全日本マスターズスピードスケート選手権で500mを完走。
88歳の時から持つ「世界最高齢スケーター」のギネス記録を「93歳282日」に更新しました。タイムは2分44秒07。
90歳から95歳の部は他にライバルがいないため、自分との戦いです。
普段は短歌も趣味にしていて、続ける秘けつをこう話しました。
丸茂伊一さん(2020年取材):
「短歌をやったり、いろいろやってるもんで、暇がないもんで。うまくほどほどに(体を)動かしたりしながらやってる。それが自分の(やり方)」
階段もしっかりとした足取りで上り下りする丸茂さん。
次の目標は、2024年3月にアメリカで開かれる大会で記録を更新することです。
世界最高齢スケーター・丸茂伊一さん(94)
「目標があると日頃の生活そのものが、それにつながるように考えてやっていこうという思いの上で年を重ねているからね、案外、頑張れそうな気がする」
日々の積み重ねで、目指せ100歳。挑戦が続きます。
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