長野放送
北信濃の春の味です。飯山市のカフェが野沢菜の新芽「とう立ち菜」の収穫体験を行っています。500円でポリ袋1枚に詰め放題。カフェに持ち込みスムージーにして飲むこともできます。
女性が収穫しているのは、「とう立ち菜」。この時季だけ楽しめる北信濃の春の味覚です。
観賞用の菜の花とは別に秋に種をまき収穫したものは、「野沢菜」として信州の味となっています。
一方、秋に収穫せず、花が咲く前の新芽は「とう立ち菜」と呼ばれ、飯山などではおひたしなどにして食べられ春の味として親しまれています。
その味を多くの人に知ってもらおうと、飯山市のカフェなどが2022年から収穫体験のイベントを開いています。
1人500円、ポリ袋1枚に詰め放題です。
長野市から:
「時間制限ないし、何kgまでというのもない。超お得じゃないですか」
「ゆでたり、つぼみの部分天ぷらにしたり、サラダにアレンジしたり(料理したい)」
記者もスタッフに教えてもらい体験―。
出澤俊明さん:
「下の方は茎が固いので、地面から10センチくらい離して採ればいい」
記者:
「みずみずしい」
出澤俊明さん:
「柔らかそうなとう立ち菜で、おいしいと思う」
30分ほどで2.5キロほどを収穫しました。
採れたての「とう立ち菜」を「Cafe&Space めぐる」に持ち込むと、リンゴやバナナなどと一緒にミキサーにかけ、スムージーとして味わえます。
(記者リポート)
「さっぱりとした味わいで、とてもおいしいです。とう立ち菜のほろにがさもいいアクセントになっています」
出澤俊明さん:
「収穫体験は食べる楽しみを想像しながら採っていただけるのが良いかなと思う。グリーンスムージーは年間を通して楽しめますので、お出かけいただければありがたい」
長野放送[/MARKOVE]