善光寺の「びんずる尊者」 2020年撮影
長野市の善光寺の本堂に置かれた「びんずる尊者」の木像が何者かに盗まれました。警察は、盗んだとみられる男の身柄を確保し、事情を聴いているということです。
善光寺の本堂外陣にあった「びんずる尊者像」。「体の悪い部分と同じ所をなでると治る」とされ、1713年の安置以来300年以上、多くの参拝者が触れてきました。
警察によりますと、5日午前8時半すぎ、善光寺事務局から通報がありました。
8時にはあった「びんずる尊者」が8時半になくなっていたということです。
参拝者:
「座布団の上からっぽでしたからね」
「何が目的でそういうことするんだろう」
警察はその後、盗んだとみられる男の身柄を県内で確保し、事情を聴いているということです。
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