長野放送
園児たちも初めての登園です。4年前の台風で被災した長野市の保育園が移転・新築され入園式が行われました。園では定期的な避難訓練なども行い子どもたちの安全を守ります。
園長:
「おはようございます。おめでとうございます」
保護者と手をつなぎながら緊張した様子の子どもたち。初めての登園です。
長野市の長沼保育園は4日、入園式が行われました。
保育園は2019年、台風による千曲川の堤防決壊で浸水被害に遭い、取り壊し後、仮設の園舎で保育が行われてきました。
先日、完成した新しい園舎は水害リスクを軽減するため、元の場所からおよそ400メートル千曲川から離れた長沼小学校の敷地に、1メートル盛り土をして建てられています。
また、浸水被害に備え荷物などを置けるロフトも設置されました。
長沼保育園・水野辰也園長:
「今年はたくさんのお友達が保育園に入りました。これからいっぱい、みんなと遊んでください」
台風災害から4年、今年18人の園児が入園。新たなスタートを切りました。
年長さんが歌で歓迎!
保護者:
「木の香りがして、明るくてすごく良い」
「台風で漬かっちゃって長沼保育園がなくなっちゃうかと不安だったが、無事にきょうを迎えられてうれしい。何があるかわからない世の中で、安心して子どもを預けられる」
長沼保育園・水野辰也園長:
「(新しい)園舎に命を吹き込まれた。保護者とも連携を取って子どもたちが水害に遭わないようにしていきたい」
園では定期的な避難訓練も行い、子どもたちの安全を守ります。
長野放送[/MARKOVE]