見頃を迎えている「六道の堤」の桜
長野県伊那市美篶のため池「六道の堤」で、周囲を囲うように植わっているタカトオコヒガンザクラが見頃を迎えている。ピンク色の桜と残雪の中央アルプスが共演し、水面を彩り、訪れる人たちを楽しませている。
堤は江戸時代末期の1856年に高遠藩が建設し、周囲は約220メートル。ぐるっと一周を散歩する人や写真家も訪れる人気のスポットとなっている。
天候に恵まれた3月30日も多くの人が訪れ、歩道を散策したり、カメラに収めたり、ピクニックをする家族の姿もあった。毎年見に来ているという市内在住の夫婦は「山と桜が見られて、池に映るのがきれい。ほかとは違った風景でいいですね」と笑顔で話した。
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