長野放送
閉校した学校を活用した新スポットです。3年前に閉校した長野県中野市の小学校が、子どもの遊び場やカフェなどが入る複合施設に生まれ変わりました。子育て世代の交流の場として期待されています。
遊具やおもちゃで楽しそうに遊ぶ子どもたち。
子ども:
「(何が楽しい?)全部」
別の部屋には、カフェもー。
ここは、中野市の「子育て支援拠点施設HUBLIC」。
4月1日のオープンを前に地元住民などに公開されました。
子ども:
「おままごとできるの楽しい」
母親:
「雪が積もると公園で遊べなくなるので、そういう時に来ます」
施設が整備されたのは、閉校した小学校の校舎です。
旧長丘小学校は、児童数の減少で3年前、近くの学校と統合されました。
その後は使われていませんでしたが、室内で子どもが遊べる場所が市内に少ないことなどから、市は子育て支援の場として活用する方針を決め、整備を進めてきました。
30日は竣工式が行われ、関係者が生まれ変わった校舎を見て回りました。
中野市・湯本隆英市長:
「雨でも雪でも安心して連れてきて、子どもと一緒に遊べると。自分で疲れるまでどんどん遊んでもらいたい」
教室は子どもたちの遊び場に。
理科室は大きな改修をせず、実験や工作ができる「サイエンスラボ」として活用されます。
ゆっくり滞在できるような工夫もあります。
こちらは、保育室。
生後6カ月から就学前までの子どもを預けることができます。
また、ケーキや飲み物などを提供するカフェも設けられています。
母親:
「お母さんと話ができるのはうれしい。子どもも子ども同士で遊べるので良い」
施設は、4月1日に本格オープンします。
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