長野放送
シンガーソングライターの八神純子さんが10日、長野県下諏訪町の養護学校で子どもたちと交流し、力強い歌声を披露しました。
大ヒット曲「みずいろの雨」で知られるシンガーソングライターの八神純子さん。10日、下諏訪町の花田養護学校で特別授業を行いました。
招待したのは、八神さんと10年近い親交のある卒業生の小沢美幸さんです。ハンディを抱える後輩たちの背中を押そうというライブ。生徒約20人が参加しました。
ピアノの音色に乗せたのは、東日本大震災の被災地に行き、書きおろしたという「翼」。
八神純子さん:
「つらい思いをしたら必ず、その裏側とか向こう側に、同じだけの素晴らしいものがある、というのが人の命であり人生。それがあるっていうことを信じる力、心を持ち続けてもらいたい」
生徒:
「楽しくてめっちゃドキドキしました。嫌なことがあっても、きょうのことを思い出してがんばろうと思いました」
「未来へ向かって歩いて行く感じで心に残りました」
八神さんが歌に込めたメッセージ。花田養護学校の卒業式は来週17日に行われ、18人が旅立ちます。
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