事件現場(長野県松本市)
松本市の85歳の女が同居の63歳男性から承諾を得たうえで首を絞めて殺害したとして「承諾殺人の罪」で起訴されました。
承諾殺人の罪で起訴されたのは松本市の無職・丸山尚子被告85歳です。
起訴状によりますと、丸山被告は2月6日午後10時半ごろ、自宅で同居していた親族の和容さん(63)から承諾を得た上で殺意をもって首を絞めて殺害したとされています。
親族によりますと、和容さんは40年ほど前から皮膚の難病を患っていました。被告は長年介護をしていて、「介護に疲れた、殺して私も死にたい」などと話すこともあったということです。
2月8日、松本警察署から長野地検松本支部に殺人の罪で送致されましたが、地検は加害者から殺害を申し込んで被害者の同意を得ていた場合に適用する「承諾殺人の罪」で起訴しました。
検察は丸山被告の認否を明らかにしていません。
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