平成後期にegg、Ranzuki、Popteen、nutsなどのギャル系雑誌が軒並み休刊になったことから「ギャルの時代は終わった」と言われていました。
アイドルや女優さんもほとんどが黒髪、ナチュラルメイクです。
すっぴんの可愛らしさが求められている時代が未だ続いていますが、アーティストとなるとまたこれが違ってきます。
髪色は個性的、メイクも派手目、どちらかというと男ウケは悪く、自分の個性を全面に打ち出しています。
そしてファン層はどちらかというと女性です。特に90年代の女性アーティストは俗に言うギャルでした。
いつの時代も時代の最先端は男ウケの良くないファッションやメイクです。
アイドル全盛期とともにギャルの需要は減少してきました。ですが、時代は巡る法則のせいか近ごろまたギャルの人気が高まってきているようです。
そんな令和のギャルたちが再燃している中であっても例にも漏れず風俗業界でさえ「黒髪」「清楚」「素人」っぽい女性が稼げると長年言われてきています。
そのため、ギャルは風俗ではウケがよくない？稼げないの？と思う女性も少なくありません。
そこで今回は風俗業界におけるギャルのニーズとどんなギャルならお客さんに受け入れてもらえるのかを考察していきたいと思います。
風俗業界でギャルは需要がない？
風俗業界は清楚系が強い？
長きにわたり風俗業界では「清楚系」「黒髪」「素人っぽい」女性をプッシュしてきていました。
今では素人系のお店以外のお店でも黒髪や暗めの茶髪くらいの髪色の女性は多いです。
そのため、お店によっては面接などの際に「髪色が明るいから最初の出勤までに暗めの髪色にしてきてください」と言われたという女性も少なくないです。
そんな経験がある女の子も多いのでは。清楚な女の子にあんなことやこんなことをさせてみたいという男性の欲求からすると頷けますし、
確かに黒髪ロングは男性ウケ最強説は昔から日本各地で唱えられており、
AKBなどの女性アイドルに黒髪ロングの女性が多いことから実際に黒髪ロングは最強という説は立証されています。
ギャルが多い風俗店ってどんなお店
とはいえ清楚系が強い風俗業界にギャルが1人もいないわけではありません。
風俗業界にも一定数ギャルっぽい女の子は存在しますし、ギャルが集まっているお店も中には存在します。
ギャル専門店のようなギャルしかいないコンセプトのお店も存在しますが、それ以外でギャルが多い風俗店として挙げられるのは、学園系のお店。
制服とギャルの親和性が高いことやギャルなJKは男性人気が高いことから、ギャルっぽい女性も稼げる傾向があります。
他にはAV女優が在籍しているお店などもキレイ系のギャルから黒ギャルまで多数在籍していることも珍しくありません。
ギャルはAVの人気ジャンルの一つ
大手アダルトサイトFANZAで調べてみたところ、ギャルの作品はFANZAだけでもなんと12242作品もあるそうです。
対する「素人」の作品は45733作品とダントツでした。
素人系の作品数を聞くと「ギャルって人気ないのか」と感じるかもしれませんが、風俗で人気がある「制服」は8973作品、
「パイパン」は7416作品、「スレンダー」が14627作品なので、ギャルの12242作品も決して少ないわけではありません。
AVのギャル作品ってどんなものがある？
実際はどうかは別として「ギャル＝エロい」というイメージがあるのは事実です。
なので痴女ものや女王様っぽい作品は多い傾向があります。
すごく解りやすい例で言うと、特に黒ギャルの女優さんの作品はＳっ気がある女性がＭ男を責めたり、射精管理するような物が多く、
逆に白ギャルの女優さんだとちょっとMっぽい感じのパッケージのものも多いのです。
ただ肌色問わずギャル系の作品全体で見ても「痴女」「ヤリマン」「淫乱」のようなタイトルが多いので「ギャル＝エロい」というのは男性の共通認識のようです。
ということは、風俗においてもギャルの需要はあるということですね。
人気AV女優から見る客ウケバッチリなギャル像
清潔感は大事
これはギャル以外にも共通することですが、清潔感は大事です。中には「ギャル＝不潔」というようなイメージを持っている人も珍しくありません。
汚ギャルなんて言葉があったことからもかなり強いイメージがあるので、より清潔感は意識しておくことが重要です。
絶対に外してはならないポイントといえます。
逆を返すと清楚系な女の子が不潔だったらそのガッカリ感は凄まじく、ギャルが超清潔だったらポイントがとっても高いとも言えます。
特に風俗のお仕事は指名のお客さん以外にもフリーのお客さんに入る可能性も高いです。
髪や爪などの目に見えるところはもちろん、口臭などの目に見えない部分にも気を配るのがオススメです。
清潔感などを理由に未来の本指名を逃さないためにも、普段から清潔感は意識しておきましょう。
最近はあまりメイクは濃くない
ギャル系のファッション誌をみていても感じることですが、ギャルとはいえメイクはそんなに濃く感じない女性が多くなっています。
清潔感とも繋がってきますが、肌は綺麗に見えるツヤ感のあるベースメイクに、アイシャドウも色数は少なく単色～2色くらいが多い傾向があります。
THE・ギャルという感じのあるグラデーションのアイシャドウにまつエク、つけまバサバサ、アイラインは黒一択！という感じの女優さんは少ないです。
メイクはギャルらしさよりは最近のトレンドを抑えている女性が多いです。
髪色は好きな色にしてもO K
ギャルの髪色といえば、ブロンドやアッシュ、明るめの髪色にピンク系のエクステやインナーカラーのイメージが強いですが、
最近はハイトーンの女優さんもいれば暗めの髪色の女優さんも多いです、お気に入りの髪色や好きな髪色で大丈夫☆
ただシャワーやお風呂に入る機会も多いお仕事になるので、カラーの色落ちは早く感じるかもしれません。
そのため色落ちが気になるようであれば、エクステを着けるか、カラーバターなどで濃いめに色を入れてもらうことをオススメします。
インナーカラーや毛先だけのグラデーションであればカラーバターを調合しておうちでカンタンに色を入れなおすこともできます。
ネイルは長めでもOK
スカルプで超ロングに長さだしして～という女性もだいぶ少なくなりました。
ネイルは多少長めでも、立体パーツがあっても問題ないですが、ネイルピアスやチャーム系はお仕事がやりずらくなるのであんまりオススメ出来ません。
もし取り外しが可能なら、お仕事中は外した方がなくなる心配もないし安心です。
言葉責めや騎乗位素股はマスターするべし！
ギャル＝エロいというイメージからも解るように、痴女ものの作品が多いです。そして痴女もののAVは高確率で騎乗位のシーンが割と長めです。
清楚系の女の子にはさせたい、ですがギャルにはされたいのが男性なのですね。
サンプルで切り抜かれるのも騎乗位の部分が多い傾向があります。
やはり痴女＝女の子に責め立てられてるというイメージがあるからか、女性主導で動ける騎乗位は痴女好きから人気があります。
ギャルに求められているのはエロさと強さ。
ギャル好きの男性にはM男が多い傾向もあるので騎乗位素股や言葉責めをマスターして自分のものにしていくとよりエロさを演出出来ますし、周りとの差別化も図れます。
もちろん女性が主導になることで男性を自分の好きなように誘導できるので、体への負担も軽減されます。
実は自分に優しいのもギャルだったりするのですね♪
まとめ
今回はギャルはお客さんウケしないのかをテーマにはしましたが
ギャルは一文化を作った日本独自の存在です。ある意味無形文化財ですw個人的にギャルが好きです。
筆者の私情を挟まずとも、風俗でもギャルの需要がないわけではないことはお解りいただけたかと思います。
先日もセルフプロデュースの記事でもブランディングが大事というお話しをしましたが、わかりやすいブランディングができるのがギャルです。
ファッションやプレイ、さらにはツンデレな演出と清潔感。黒髪最強説よりも最強かもしれません。
またギャルの時代が去ったと言われてもその文化は謎に継承されています。それは、ギャルという存在が特に女の子には格好いい＋可愛い存在であるからです。
ですが一方で先述している通り、ギャルは不潔というイメージや恐いというイメージもあり男性から敬遠されることもあるのは事実です。
ですがコアなギャル好きは実はたくさんいるのです。筆者の友人にもいますし、芸能人の方でもギャル好きを公言している人は結構います。
ある意味、美人すぎて声を掛けにくい・・・という現象と同じく、ギャル好きだけど相手にされない、と世の中のナイーブな男性達は思っていたりするのです。
AVでギャル需要がそれなりに高いのが何よりの証明だと思います。
私はギャルだから、お客さんが少ないと思っていてファッションやメイクを変えようとしている女の子がいたら、
筆者は好きなことをやめて自分を殺してしまうのはいかがかな？と思います。
それでなくとも、風俗嬢というお仕事は体力的にも精神的にもキツいお仕事です。
自分らしくありながら仕事をしていないとなかなか続けることはできません。
また、自分の信じる可愛い自分でいることが、人を魅力的にしてくれるのです。
しいてはお客さんに愛されるのです。清潔感や礼儀正しさや気遣いのできるギャル♡これこそギャップ萌えです。
筆者独自の視点ではありますが、お客さんが少ないことでギャル卒して清楚系になろうとしている、そこのあなたw、
もう一度自分らしさやギャルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
職種に垣根なしという考えの基、IT企業で働く傍ら、風俗嬢から熟女キャバなどを経験してきました。現在は全くの畑違いの職種に就き、人生はエンターテインメントという発信を機にアドバイザーをしたり、講演を開催したりしています。ネガティブに捉えがちな風俗嬢という職業ですが、人生で無駄な経験はひとつもないことを知って欲しくてライターを始めました。
