長野放送
22日、梅雨を前に飯田市などで洪水や土砂災害を想定した大規模な水防訓練が行われました。
「天竜川上流総合水防演習」は国、県、流域市町村が参加する中部地方最大の訓練で、県内での開催は9年ぶりです。
天竜川はかつて「暴れ天竜」と呼ばれ、メイン会場の飯田市川路も昭和36(1961)年に大きな水害に見舞われています。
訓練では、消防団が堤防を洗堀から守る「木流し工」や「シート張り工」を実施。高校生や親子の土嚢づくり体験も行われました。
参加した児童:
「消防団の人たちはこんなに重いものを勢いよく運んですごいなと。たくさん作れて楽しかった」
コロナ禍ということでいつもよりは少ないものの、招待客も含めて約1000人が参加し、万が一への備えを確認しました。
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