長野県知事選に立候補表明する 阿部守一氏(17日)
8月の長野県知事選です。現職の阿部守一知事が4期目を目指し立候補を表明しました。「アフターコロナの暮らしや経済再生などに全身全霊で取り組みたい」と述べました。
長野県・阿部守一知事:
「9月以降も長野県の知事として、県民のために全身全霊・全力で職務に取り組みたい」
阿部知事は17日、長野市内で会見を開き、4選を目指し無所属で立候補すると正式に表明しました。
阿部知事は東京都出身の61歳。旧自治省出身で田中県政時代の副知事を務め、2010年の知事選で初当選。現在3期目です。
公約はまだ固まっていないとしていますが、「コロナなど社会的に不安定な情勢の中で、ここで退くわけにはいかない」と立候補を決意。
アフターコロナの暮らしや経済の再生、交通や観光の発展などに力を入れたいとしています。
長野県・阿部守一知事:
「(コロナ禍の)こうした現状を打破して、明るく未来に向けて多くの人が希望を持って暮らすことができる長野県づくりに全力を挙げていきたい」
会見に先立ち17日朝、知事を支援する経済団体や政党関係者などでつくる「明日の長野県づくり推進会議」に立候補の意思を伝えました。
「明日の長野県づくり推進会議」・藤原忠彦議長:
「(知事は)4選に情熱を燃やすと(言っていた)。全会一致で皆さんやりましょうということになりました」
知事選をめぐっては、新人で元上田市議会議員の金井忠一さん(71)が立候補を表明していて、共産党県委員会が推薦することを決めています。
知事選は7月21日告示、8月7日投開票です。
長野放送[/MARKOVE]